風聞見空

雪洞 (ぼんぼり) ってなに?

【 ぼんぼりについて 】

名前の由来は 「 ほんのり 」 という言葉が転化したという説があり、「 ほのかに 」 という意味です。
火袋を通しての間接的な明かりが、やわらかくほのかであった事を表しています。
「 あかりをつけましょ。ぼんぼりに 」 と歌われているように、お雛さまにとってぼんぼりはなくてはならないものなのです。
なぜでしょう?

それは月日や時刻を十二支の数詞でよんだ江戸時代には、結婚式は亥 (猪) の刻 (夜9時から夜11時の間) におこなわれていたからなのです。
おひなさまは結婚式の様子を模したものですから、ぼんぼりに火を灯さないと見えません。
婚の字のつくり 「 昏 」 は、黄昏 (たそがれ) という言葉に使われているように、日が落ちて暗い様子を表しています。

ずいぶんと遅い時間に結婚式をあげていたのですね。