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天皇陛下だけが着られる黄櫨染(こうろぜん)

黄櫨染

黄櫨染とは天皇陛下が儀式で着用する衣服の色のことです。位の象徴色として、太陽の輝きを表したものです。かつて日本の朝廷では、位によって着る衣服の色が決められていました。他の人が着ることを許されなかった色のことを禁色(きんじき)と言います。黄櫨染は、禁色の規制が緩和された現代でも天皇陛下以外着ることが許されない色です。

生地には「桐竹鳳凰麒麟」(きりたけほうおうきりん)の文様が織り込まれています。鳳凰は、世の中が平和だと君主を褒めに天上から舞い降り、乱世になると飛び去ってしまうと言われています。その鳳凰は地上では桐の木に棲み、竹の実を食すと言われていることから桐と竹も一緒に描かれています。後に、麒麟(きりん)という空想上の動物の文様が加わりました。

禁色

禁色でよく知られているのが聖徳太子が定めたと言われている冠位十二階です。天皇陛下から朝廷に仕える人々へ授けられ、授かった人は絹でできた冠をかぶり、色の違いで階級の差が一目でわかるようになっていました。

現在では、天皇陛下の黄櫨染だけでなく皇太子だけがお召しになられる「黄丹(おうに)」という衣服の色もあります。こちらは昇る朝日を表しています。

即位の礼

令和元年(2019)、即位の礼に関連する儀式などでも天皇陛下は「黄櫨染御袍」をお召になられていました。代々同じものをお召になられるのではなく、新しく作られます。

冠につく纓(えい)がピンと立つ「立纓」(りゅうえい)も天皇陛下のみ許されるものです。

黄櫨染と雛人形

雛人形のモデルは天皇陛下・皇后陛下との説もあるようです。
雛人形の代表的な衣装と言っても良いでしょう。

倉片人形も、黄櫨染をモデルにした雛人形を制作し販売しています。
そんな格式高い雛人形を、ぜひ店頭で御覧ください。

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倉片人形では、オンラインショップでも雛人形を販売しております。もちろん黄櫨染の雛人形も多数取り扱っております。

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