1. HOME
  2. 節句-SECK-
  3. 端午の節句 鎧兜・鯉のぼりを飾るのはなぜ?

端午の節句 鎧兜・鯉のぼりを飾るのはなぜ?

5月5日は「端午の節句」「こどもの日」ですが、なぜ鎧兜、鯉のぼりを飾るのでしょうか?飾るにあたって知っておきたい由来を見ていきたいと思います。

内飾りの鎧兜

もともとは、菖蒲を軒にさしたり菖蒲湯に入っていた端午の節句ですが、江戸時代に入ると、幕府では城中にたくさんの幟旗や兜などを飾るようになりました。しだいに民間でも厚紙で作った兜を屋外に飾り始めます。最初は、屋外に飾っていたのですね。そして、作り物の鎧兜はやがて屋内に飾るようになり、精巧なミニチュアの内飾りとなっていきました。

鎧兜を飾る意味

端午の節句に鎧兜を飾るのは、もともとは武家の風習からです。武士が戦いの前に自身の身の安全を祈願して神社に参拝する際、鎧や兜を奉納していたことが由来となっています。そして、「身体を守るもの」という意味が重視され、病や怪我、事故から大切な子供を守ってくれるようにという「無病息災」を願って飾ります。

外飾りの鯉のぼり

鯉のぼりの始まりは、江戸時代とされています。もともとは将軍に男の子が生まれると、城中に幟旗などを立てていたことが、武家、民間にも広まりました。江戸中期を過ぎる頃から、町の人々のアイデアで鯉のぼりが考案されました。

鯉のぼりを飾る意味

鯉は昔から、生命力が強く縁起の良い生き物とされていました。また、「登竜門」という言葉の由来になっている、竜門という急流の滝を登った鯉が、竜(龍)になって天に昇るという伝説があります。この伝説にちなみ、鯉を「立身出世」を願って飾るようになりました。そして、天の神様に男の子が誕生したことを知らせる意味があります。そして、神様に見守って下さいと願いを込めて空に掲げます。

回転球と矢車

ポールの先端部に付いている回転球。回転球は「神様が降りてくる目印」です。そして、回転球の下にあるのが矢車。矢の形をした羽根からなる矢車は魔除けのために付けられています。また、幸せが四方八方から訪れますようにという意味もあります。

吹き流し

吹き流しの歴史は、鯉のぼりよりも古いと言われています。鯉のぼりは江戸時代に町の人々が始めた習慣ですが、吹き流しはそもそも戦国時代に、戦の後に「再び戦(災い)が起こりませんように」と願いを込めて掲げられたと言われています。

五色

吹き流しの中でも定番なのは「五色」の吹き流し。「五色」は古代中国の「五行説」に由来しています。万物は 木、火、土、金、水に5つの要素で成り立っているという思想。この五行にはそれぞれ色が割り当てられています。 木=青(緑)、火=赤、土=黄、金=白、水=黒(紫) そして、これが五色の吹き流しの色です。この五行は、現世を成す全ての要素から守られるという意味から魔除けとして飾られています。

このように、鎧兜・鯉のぼりにはきちんと大事な由来があることが分かりました。外飾りと内飾りそれぞれ用意するのが良さそうですね。

倉片人形の店舗では約250点もの鎧兜や五月人形、鯉のぼりも多数取り揃えています。オンラインショップもございますので、ぜひご覧ください。

https://shop.k-doll.co.jp/

関連記事

  • 関連記事はございません。