ひな人形や五月人形はいつ供養すればよい?時期や費用を解説します

人形供養

使わなくなった雛人形や五月人形はどうやって処分する?いつ供養するのが正しい?

人形供養

子供が大きくなって役目を終えた雛人形や五月人形などを処分をしたい。でも、「不用品として捨てるのはかわいそう…」「どうやって処分をしたら良いの?」といった問い合わせが増えております。「お守り」として今まで大事に飾られてきた人形には、深い愛情があるからこそ生まれる悩みかと思います。

お守りやお札等をお焚き上げしているシーンを見たことはないでしょうか?お焚き上げとは、魂が宿っているように思えて粗末に扱ったり、捨てることができない品を、神社や寺院で供養し、焼却することです。

雛人形や五月人形も「お守り」として大事に飾られていた大切なもの。また顔が付いていることから、粗末に扱うことができないといった方も多いかと思います。

そこで私達倉片人形では、人形供養を強くおすすめしております。人形供養は、長年大切にしたお人形を、「供養に出す」ことで清らかな気持ちで手放す事ができます。

人形供養は、各所で供養受付をした人形が各神社に納められ、およそ年1回行われる人形供養祭や、人形感謝祭等で供養され、お焚き上げが行われます。供養が行われるのはおよそ年1回ですが、受付は年中行っております。人形供養に適したシーズンはございませんので、ご都合の良いタイミングでお持ち頂ければと思います。また、人形供養祭などのシーズンは、各神社によって様々です。

雛人形や五月人形はなぜ供養する?供養の内容を解説

人形供養は、長年愛してきた人形に「感謝」し、手放すという考えのもと、行われております。

人形供養の内容は、神社によって異なりますので、ここでは倉片人形でお預かりさせていただいた人形を供養する、「所澤神明社」の人形供養について紹介していきたいと思います。

所澤神明社では、毎年6月に人形供養祭が行われております。この人形供養祭では、倉片人形でお預かりさせていただいたお人形を含む、多くのお人形が集められ、お祓いを受け、お焚き上げの神事が行われます。

※近年では、ダイオキシンの発生を含む環境への配慮から、一部の人形と遷霊(せんれい)したあがものをお焚き上げするようにしています。

雛人形や五月人形の供養はどこでできる?受付してもらえるものは?

人形供養は、全国各地の神社や、人形供養祭などのイベントで供養できます。東京、埼玉では次の神社でイベントで人形供養を行っています。詳しくは各神社、各イベントにお問い合わせください。

イベント名開催場所開催時期
人形供養祭所澤神明社(埼玉県所沢市)6月 第1日曜日
こいのぼり感謝祭不動ヶ岡不動尊總願寺(埼玉県加須市)5月 第4土曜日
人形感謝祭明治神宮(東京都渋谷区)10月中旬 日曜日
越谷人形供養祭天獄寺(埼玉県越谷市)10月 最終日曜日
人形供養祭岩槻城址公園(埼玉県岩槻市)11月3日
鴻巣人形感謝祭勝願寺(埼玉県鴻巣市)11月14日

また人形供養は、人形に付属している道具やガラスケース等は受付できませんので、ご注意ください。

受付けできるもの雛人形 五月人形 市松人形 フランス人形 抱き人形 ぬいぐるみ等、顔のついた物
羽子板等の顔が描いてある物
受付できないもの人形のお道具、雛段等の、人形以外のものは受付できません。
供養の必要がございませんので、各地区での廃棄方法に従い、ご処分いただくよう、お願い致します。

雛人形や五月人形の供養にかかる費用は?無料でもできる?

人形供養は、神社へ祈祷をお願いし、御霊抜きを行います。よって、玉串料(祈祷を依頼する際に納める金銭のこと)が必要です。

玉串料の相場に定まった金額はございません。供養されるお人形への愛情や感謝から、玉串料を決めて頂くことが多いのですが、約4,000円からの方が多いですのでご参考程度にお考えください。

年中受け付けています!倉片人形での雛人形や五月人形の供養

倉片人形を通じて、人形供養を行っていただいたお客様へ、人形供養完了のおハガキをお送りしております。「いつの間にか終わっていた」より、完了の報告等があったほうがご依頼されたお客様も安心ですよね。

役目を終えた大切なお人形は、人形供養することをおすすめしております。詳しくは、下記ページをご参照ください。
倉片人形での人形供養の受付は年中行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。