八朔(はっさく)とは
八朔とは、八月朔日の略で、旧暦の8月1日のことを指します。(朔日は、毎月の第1日の意味)
新暦で表すと、8月25日頃 ~ 9月23日頃までを指します。
また、柑橘類ハッサクは、8月1日頃に食べられるようになったので、ハッサクと呼ばれるようになりました。
八朔雛祭りの風習がある地域
なぜ8月に雛祭りを?
戦国時代の1566(永禄9)年1月、室山城主の家に黒田官兵衛の妹ともいわれる姫が嫁いできた夜、対立関係にあった龍野城主・赤松政秀に急襲され、花嫁も奮戦したが討ち死にした。地区では鎮魂のため、3月3日の雛祭りを旧暦8月1日の八朔まで延ばしたとされる。戦後途絶えていたが、活かす会が復活させた。
朝日新聞デジタル | 兵庫)25日から八朔の雛祭り たつの市室津
花嫁の鎮魂のために、雛祭りを延期するようになったことがきっかけだったようですね。その歴史を語り継いでいけるよう、活かす会が動いたことに感動を覚えます。
八朔の雛祭りイベント
場所 | 室津海駅館、室津民族館含む、周辺 |
期間 | 2019年8月24日(土) ~ 9月1日(日) |
問い合わせ | 079-324-0595 |
毎年、室津海駅館、室津民族館や民家などで、八朔雛祭りの展示を行っています。昨年の様子だと、演奏会や絵手紙体験教室などその他のイベントもやっているようです。
まとめ
悲劇な物語から始まった八朔雛祭りですが、もともとは楽しい雛祭りです。8月に行う雛祭り文化には悲しい背景がありますが、その文化を忘れずに楽しい雛祭りを過ごしたいですね。
室津海駅館周辺には漁港もあり、美味しい海鮮もいただけそうです。珍しい真夏の雛祭り、ぜひ見学してみてはいかがでしょうか!
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