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仕丁

七段飾りの五段目に飾る仕丁。向かって右から立傘、沓台(くつだい)、台笠の順に並べます。持ち物がちりとり、熊手、箒のものもあります。三人の表情から三人上戸とも呼ばれています。それでは、そんな三人組の仕丁を詳しく見ていきましょう。

仕丁

地方からの労働者で宮廷の雑用係のことです。君主が必要性から無報酬で住民を働かせていました。これを徭役(ようえき)と言います。律令制で、50戸につき2人選ばれ、3年交代で雑役として服していました。食糧などの生活費は故郷がまかなっていたので、かなりの負担となっていました。ひな人形の中で唯一の庶民です。3人の表情は、この様な背景や立場を表した表情なのかのしれません。辛いこともありますが、喜びもあったのでしょう。

立傘

 

雨傘。笑い上戸。

沓台

泣き上戸。

台笠

日傘。怒り上戸。

最後に

これまでお雛様に飾る人物をご紹介してきましたが、それぞれ色々な立場や役割があることが分かりました。ひな人形を飾る意味と一緒にお子様に伝えていって欲しいと思います。

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