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ひな人形の「五人囃子」の楽器や持ち物、意味について紹介します

ひな人形の五人囃子の意味や性別を説明します。

五人囃子は江戸時代後期に江戸から始まったといわれています。みなさんもよく知っている「♪五人囃子の笛太鼓〜きょうはたのしいひなまつり〜♪」の歌にも出てくる、お雛様を華やかで楽しい雰囲気にしてくれる五人囃子は謡に笛、太鼓の五人組です。

口を開けていたり閉じていたり、一文字にむすんでいたりと表情豊かですね。そして、よく見るとこの五人囃子はひな壇に並んでいる他の人たちに比べると幼い顔をしています。それは、この五人は元服前の少年だからです。11歳〜16歳ぐらいでしょうか。少年楽団員ということですね。

髪は結ばずおかっぱ頭で侍烏帽子(さむらいえぼし)を被っています。この格好は元服前の印で、幼い頃からの練習の成果を結婚式で披露している姿なのです。

囃子は、日本の伝統文化でユネスコ無形文化遺産です。能楽のひとつで、拍子やリズムを取る音楽のことを指し、囃子には「はやし立てる」場を盛り上げるという意味があります。

     

ひな人形の五人囃子が持っている楽器(持ち物)についてご紹介

全員、侍烏帽子をかぶり、左腰に脇差しを差しています。そして、向かって左の3人は上着を脱いでいます。太鼓はその方が叩きやすいのでしょうね。また、持ち道具は手に引っ掛けたりして持たせますが、うまく持たせられないときには、人形の手や腕は動かすことが出来ますので、やさしく動かしてみてください。

リーダーの役割 太鼓(たいこ)

座っていて、口を一文字に結び力強い表情をしています。こちらはリーダーの役割を担っています。一番大きい音を出す楽器です。左右の手にバチを持たせ、台に乗せた太鼓を人形の前に置きます。

掛け声も担当 大皮(おおかわ)

立っていて、絵のない鼓を持っています。左手に胴紐を引っ掛けて持たせます。掛け声も担当しているので口を開いています。

テンポの良いリズム打ち 小鼓(こつづみ)

立っていて、絵のある鼓を右肩に乗せています。太鼓のフチに付いたひも「調緒」を調整して音階を調節します。打ち方、打つ位置によって色々な音を出すことが出来ます。

唯一のメロディー奏者 笛(ふえ)

座っていて、にこやかな表情をしています。両手の指の間に笛を持たせます。メロディを奏で、「ヒシギ」という最高音を出すことが出来ます

歌手・コーラス 謡(うたい)

座っていて、右手に扇を持って唄います。声楽部分である重要なお役目。扇は、謡うときに正面に構え、休むときには下げます。この扇の動きも重要な所作のひとつになっています。

五楽人(ごがくじん)

ひな人形には五人囃子ではなく五楽人(ごがくじん)を飾るものもあります。五人囃子は「能楽」で五楽人は「雅楽」です。五楽人は木目込人形でよく見られます。

五人囃子は元服前の少年ですが、五楽人は元服後の成人男子の姿をしています。向かって左から「横笛」「縦笛」「火焔太鼓(かえんだいこ)」「笙(しょう)」「羯鼓(かっこ)」の順に並べます。五人囃子との大きな違いは五楽人は大きな火焔太鼓があるところです。

五人囃子の飾り方、並べ方(順番)を説明します

三人官女の下の段(上から3段目)に飾り、向かって左から「太鼓」「大皮」「小鼓」「笛」「謡」の順に並べます。並び順は向かって左から強い音の順です。これは覚えておくと並べるときに便利ですね。

五人囃子の上の段にいる三人官女とは

こちらのページで詳しく解説しています。

https://k-doll.co.jp/seck/hina/1447

五人囃子まで入るケース(10人飾り)がどこで買えるのか紹介します

五人囃子が並ぶおひなさまといえば大きな段飾りを想像する方が多いと思いますが、ガラスケースに入ったコンパクトな10人飾り、15人飾りもございます。

倉片人形では、12月下旬〜3月上旬のシーズンに300種類以上のおひなさまを販売しています。三人官女、五人囃子まで揃った木目込み10人飾りのガラスケースや、三人官女、五人囃子、随身、仕丁まで揃った衣裳着15人飾りのガラスケースも取り扱っています。お問い合わせはこちらまで。

 

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